- たいそう
- I
たいそう【体操】(1)健康の増進・精神の修養を図るためなどに行われる運動。 また, 運動不足解消, 肥満予防などのために行う全身運動。
「朝早く起きて~する」「ラジオ~」
(2)「体操競技」の略。(3)学校教科の「体育」の旧称。IIたいそう【体相】(1)からだつき。(2)〔仏〕 本体と, 外にあらわれた姿。IIIたいそう【大喪】旧制で, 天皇が大行天皇・太皇太后・皇太后・皇后の喪に服すること。 また, その喪儀。 御大喪。 たいも。→ 大喪儀IVたいそう【大宗】(1)物事のおおもと。 根本。(2)ある方面における権威者。V「日本画の~」「歌壇の~」
たいそう【大層】※一※ (形動)(1)程度がはなはだしいさま。「~な人出」「~に変わつたねえ/当世書生気質(逍遥)」
(2)(規模などが)大がかりであるさま。 立派なさま。 大げさなさま。「~な構えの邸」「~なことを言う」「~なる台場を築き用心堅固の備へあり/西洋道中膝栗毛(魯文)」
※二※ (副)大変。 非常に。 とても。「~人が出た」「~驚いた」
〔※一■(2)が原義。 ■二■は■一※の転用〕~もな・いとんでもない。 とてつもない。VI「青年の時は兎角(トカク)~・い事を考へるが/社会百面相(魯庵)」
たいそう【大棗】ナツメの漢名。 また, ナツメの果実を乾燥したもの。 漢方で緩和・強壮薬として用いる。VIIたいそう【大簇・太簇】(1)中国音楽の十二律の一。 黄鐘から三番目の音。 日本の平調(ヒヨウジヨウ)に当たる。 たいぞく。(2)陰暦一月の異名。VIIIたいそう【大葬】天皇・太皇太后・皇太后・皇后の葬儀。IXたいそう【太宗】中国などで, 太祖に次いで功績があった帝王の廟号(ビヨウゴウ)。 唐の李世民, 元のオゴタイ汗, 清の皇太極(ホンタイジ)などに贈られた。 第二代皇帝の場合が多い。
Japanese explanatory dictionaries. 2013.